Comment
Jenn Feng社のHIDライトです。
おそらく現在市販されている35W HIDハンディライトとしては最廉価だと思います。 スペックは35Wの自動車用HIDを使い、300000カンデラ、4300K。 照射角は10度〜26度までの可変式。 バッテリーは専用のニッケル水素充電池(4500mAh)で、ランタイムは70分。 ヘッド部分は90度稼動可能で生活防水。
明るさに関して。 私が持っている他の2つの35W HIDライト(PV09001、The Beast)と同等の明るさで、フィラメントライトやLEDライトとは一線を画す怒涛の明るさです。 光色もスペック上ではPV09001より500K低い4300Kですが、ほとんど差が感じられませんでした。 ※このライトもPV09001と同様に、一部光色が黄色いところが有ります。 ただし、他の2つの35W HIDライトと比べると、照射パターンが多少汚いです。 どちらかと言うと近い照射パターンのPV09001と比べても、中心部以外の照射がギザギザに見えます。 とは言え、ある程度離れると気になるレベルでは無く、ツルツルのリフレクタを使っているフィラメントライト等と比べると、遥かに綺麗だと思います。 また照射角ですが、PV09001とほぼ同等のスポット(可変量)で、最スポット時はThe Beastと比べると強いスポットです。
外観に関して。 この手のツールライトとしては普通の形なのでしょうが、個人的にはあまり格好良いとは思えないです(苦笑) 頭でっかちで、ヘッドを90度曲げて置くととても不安定です(汗) 質感も一部金属、一部樹脂で安っぽく、作りもあまり良いとは言えません。 この価格を考えると仕方が無い事だとは思いますが、せめて素材だけでも統一してくれるともう少し格好良くなる気がするのですが・・・。 また、サイズも他の二つと比べ一回り大きく、重いです。 ただし、肩かけできるストラップが付属しているので、重量の割には持ち運びしやすいです。
バッテリーに関して。 個人的に、管理を考えるとあまり好ましくないと思えるニッケル水素充電池です。 大電流を取り出すのに一番安上がりなバッテリーだとは思いますが、長期保存出来ないバッテリーは、緊急用のライトとしては好ましくないと思います。 ただし、このライトを毎日使う環境にいる方には、ランニングコストが安く使いやすいと思います。
このライトは、35W HIDライトとしては安価だったので、実用半分遊び半分で購入してみました。 でも実際に使ってみると、鏡面加工されている部分が思いの他目立つので、近所を散歩する時にはちょっと使いづらいです(苦笑) ま〜いずれにしても、明るすぎて使う場所が限定されるライトではありますが・・・。
この文章は私個人の主観で書いています。同じ物であっても、明るさや品質等に対する印象は個々人で違うことをご理解いただいた上でお読みください。
Y'sさんの評価
|
|